演技者:荒垣 輝雄デザイン:成田 亨
造形者:高山 良策 
鳴き声:レッドキング声:なし
−強さについて−
作中でのウルトラマンとの戦いでは見せ場に乏しかったため、その強さについて非常に誤解されやすい。
作中について初代レッドキングはチャンドラーとの戦いで片腕を負傷してパワーが落ちている上に、ピグモンが命を捨てて飛ばした風船爆弾による目潰しで大幅に弱体化していることを忘れてはならない。
そのチャンスを逃さす、いつよりも苛烈で畳み掛けるようなウルトラマンの攻撃は、レッドキングの強さを警戒しているとも思える。
−名前について・誕生の経緯−
最初から人気怪獣を目指して制作され、実際にシリーズを代表する人気怪獣として君臨している。
早い時期から考えられていたらしく、既にレッドマンの企画段階で存在しており、最強の怪獣という設定だった。
名前の由来はいくつか説があるが、レッドマンで最強の怪獣ということから名付けられたという説もある。
−鳴き声について−
その特徴的な鳴き声は、ガイラ用に用意された鳴き声から抜き出された鳴き声群である。
ガイラがよく発する鳴き声はレッドキングでは使われていないので、ガイラの流用という表記は本サイトでは避けている。実際にレッドキングの鳴き声でガイラを思い浮かべる人は稀であろう。
余談だが、ジブリアニメ天空の城ラピュタの竜の巣のシーンで、レッドキングの鳴き声が使用されていたりする。
−名前と色について−
レッドキングでありながら全く赤くないが、これはデザインの成田氏が赤い照明の下で色を塗っていたため、塗り間違えによってこの色になったといわれている。
今日では血の色を好むため、とも言われることがあるが、いささか統合性のとれていない説明である。
−着ぐるみについて−
着ぐるみはその後、アボラスにリサイクルされたが、さらにレッドキング二代目として使用された。
同種の怪獣に戻るという珍しい例である。

武器&能力
岩石投げ初代の得意技。巨大な岩石を力いっぱい投げつける。
強力羽交い締め自慢の腕力からの羽交い締め。劇中未使用。
頭突き突進から繰り出される頭突き。
岩石蹴り岩をも砕く蹴り。チャンドラーに対してもキックしている。
ジャイアントスイングチャンドラーの翼をつかんで大きく振り回した。勢い余って翼を引きちぎっている。

関連怪獣
レッドキング二代目ウルトラマンに登場。同種同族。
ブラックキング帰ってきたウルトラマンに登場。同種。
レッドキング三代目ウルトラマン80に登場。同種。
レッドキング(アニメ)ザ・ウルトラマンに登場。同種。
パワードレッドキング♂ウルトラマンパワードに登場。近縁種。
パワードレッドキング♀ウルトラマンパワードに登場。近縁種。
パワードレッドキング♂二代目ウルトラマンパワードに登場。近縁種。
チャンドラーウルトラマンに登場。対戦相手。
マグラーウルトラマンに登場。不戦勝。
ピグモンウルトラマンに登場。対戦相手。
マヤザウルスミラーマンに登場。デザイン関連。
バモラ電光超人グリッドマンに登場。デザイン関連。
アボラスウルトラマンに登場。着ぐるみ関連。
ガイラサンダ対ガイラに登場。鳴き声関連。

初代レッドキングQ&A
初代レッドキングはウルトラマンとの戦いのとき、持ち上げた岩をスペシウム光線で撃ち落とされて、足に落として痛がっているのですか?
あれは目がよく見えない状態で撃ち落とされて、状況がよくわからずパニックになっているだけで、足に岩が落ちたて痛がっているわけではありません。
 
初代レッドキングは科学特捜隊との戦いのときも、岩を足の上に落として痛がっているように見えますが、あれも足に落として痛がっているのですか?
上のQ&Aでもそうですが、レッドキングは下半身をおさえようとしているのではなく、顔を手でおさえています。よって、こちらも風船爆弾による目潰しで視界が急に失われてパニックになっているだけです。岩を足に落っことしたことで痛がってるわけではありません。
 
レッドキングはスプリング状の心臓を持ち、息切れすることがないらしいですが、初代レッドキングはウルトラマンに投げ飛ばされたとき、息切れしていませんか?
正しくは、どんなに激しく動き回っても息切れしない心臓です。いくらなんでも、千切れるほど首を絞められて、振り回され、投げ飛ばされれば、誰だって呼吸困難に陥るはずです。それがいくら怪獣であっても、呼吸している以上無理もないことです。
 
初代レッドキングはウルトラマンに一方的に負けてますし、カラータイマーも青のまま決着がついているので本当は弱いんじゃないでしょうか?
初代レッドキングはウルトラマンと戦う前に、チャンドラーとの戦いで腕に怪我を、科学特捜隊&ピグモンとの戦いで目潰しを受けた状態でウルトラマンと戦っており、ほとんど実力を発揮できていません。また初代レッドキング戦のウルトラマンの攻撃はいつになく激しく厳しいもので、視力がほとんどなく怪我でパワーも落ちているレッドキングが圧倒されても無理はありません。